エベレストを越えて 【電子書籍】[ 植村直己 ]

   

<p>「私にとって、良い山とはひとつの極限を意味している」──若き日、北米、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、南米と冒険の旅を続けた植村直己は、1970年、日本人として初めて世界最高峰に立ったことで「世界のウエムラ」となった。

その後、彼は垂直から水平へ、エベレストから南北両極圏へと関心を移したが、極限という意味で、エベレストこそ植村にとって至上の“良い山”であった。

五回にわたるエベレスト行の総決算としてつづった本書は、登山家・植村の<山への遺書>となった。

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